[競馬]3歳世代は本当に強いのか?
何度か書きましたが今年のクラシックロードは、人気の馬が期待にこたえるというレースが続いています。故障馬が少ない事もあり日本ダービーは大変盛り上がりそうです。
それでは今年の3歳世代は強いのでしょうか。秋のG1戦線でも3歳世代は実力を発揮できるのでしょうか。
現時点での見立てでは十分に通用すると思います。
今年の3月以降の主要競争で「同条件」、「同一馬場」の競争が「同じ週」に行われたレースの走破時計を比較してみました。
■2010年
東京2400m 良
2.24.3 青葉賞(G2) [5/1]
2.25.3 4歳上1000万条件 [5/2]
中山2000m 稍重
2.00.8 皐月賞(G1) [4/18]
2.02.2 4歳上1000万条件 [4/18]
中山1600m 良
1.32.9 NZT(G2) [4/10]
1.33.8 4歳上1000万条件 [4/10]
阪神2000m 良
1.59.9 若葉S(OP) [3/20]
2.02.4 4歳上1600万条件 [3/21]
中山1800m 良
1.48.2 スプリングS [3/21]
1.49.9 4歳上1000万条件 [3/21]
中京1200m 良
1.08.7 ファルコンS [3/20]
1.08.9 4歳上1000万条件 [3/20]
毎日杯と弥生賞、すみれSは同一週の同距離レースがありません。
3月以降のOP以上のレースでは全て同一週の1000万(1600万)条件よりタイムよりもかなり早い時計です。
古馬条件戦よりタイム早いだから何?1000万や1600万でしょ?という風に思われる人が多いと思います。
皐月賞のレベルは例年古馬1600万条件クラスと言われます。
2004年/2005年/2008年/2009年/2010年では皐月賞と同じ日に芝2000mの1000万条件のレースが行われていました。走破時計を比較してみます。
2010 ヴィクトワールピサ[稍重]
皐月 2.00.8 古馬1000万 2.02.6
2009 アンライバルド[良]
皐月 1.58.7 古馬1000万 2.01.7
2008 キャプテントゥーレ[良]
皐月 2.01.7 古馬1000万 2.02.3
2005 ディープインパクト[良]
皐月 1.59.2 古馬1000万 2.01.8
2004 ダイワメジャー[良]
皐月 1.58.6 古馬1000万 1.59.0
5年で1度も皐月賞の時計が古馬1000万条件の時計を下回った事はありません。年度が違えば馬場が別物ですので比較はできませんが同じ日で同じコースのレースであれば比較対象には成りえると思います。
それでは世代レベルが低いといわれている2009年や2008年の牡馬はどうだったのでしょう。
■2009年
東京2400m 良
2.26.3 青葉賞(G2) [5/2]
2.25.2 4歳上1000万条件 [5/3]
中山2000m 良
1.58.7 皐月賞(G1) [4/19]
2.01.7 4歳上1000万条件 [4/19]
中山1600m 良
1.33.8 NZT(G2) [4/11]
1.33.8 4歳上1000万条件 [4/11]
阪神2000m ※参考[若葉Sは良/1600万は稍重]
2.02.1 若葉S(OP) [3/21]
2.04.1 4歳上1600万条件 [3/22]
中山1800m 良
1.50.8 スプリングS [3/22]
1.50.1 4歳上1000万条件 [3/22]
中京1200m 良
1.08.9 ファルコンS [3/21]
1.09.0 4歳上1000万条件 [3/21]
毎日杯と弥生賞、すみれSは同一週の同距離レースがありません。
■2008年
東京2400m ※参考[青葉 稍重/1000万 良]
2.26.9 青葉賞(G2) [5/3]
2.25.8 4歳上1000万条件 [5/4]
中山2000m 良
2.01.7 皐月賞(G1) [4/20]
2.02.3 4歳上1000万条件 [4/20]
阪神2000m 良
2.01.6 若葉S(OP) [3/22]
2.01.9 4歳上1600万条件 [3/23]
中京1200m 良
1.09.0 ファルコンS [3/22]
1.09.3 4歳上500万条件 [3/22]
毎日杯と弥生賞、すみれS、スプリングS、NZTは同一週の同距離レースがありません。
他の年も比較できるといいのですが、2007年以前は同一条件のレース数が大きく減ります。
2008年/2009年では同条件のレースで走破時計が1000万条件とほぼ互角ですから、少なくとも3歳の重賞戦線は古馬1600万クラス以上のレベルにあると思われます。この事から古馬混合になった時には活躍が見込めるのではないかと思います。

