■フサイチホウオー
成績:9戦4勝 [4014]
重賞勝ち鞍:共同通信杯(G3) ラジオNIKKEI賞2歳S(G3)
東京スポーツ杯2歳S(G3)
父:ジャングルポケット
父/距離適正:1800-2400
父の主な産駒:特に無し
母:アドマイヤサンデー
母父:サンデーサイレンス
兄弟馬:アドマイヤメガミ他
▼期待指数:■■■■□
▼評価
距離適正:1800-2400
成長系:早熟傾向
血統:■■■■□
実績:■■■■□
▼コメント
2001年のダービー馬であるジャングルポケットの初年度産駒として注目されるフサイチホウオー、鳳凰の名に相応しく無敗での重賞3連勝、そしてデビュー4連勝は世代最強馬に成り得る資質を秘めている。
2歳チャンプであるドリームジャーニーとの顔合わせも1度済ませており、その際には接戦とはいえ勝利を収めている。2004年のダービー馬であるキングカメハメハと同一の騎手、調教師を持つこの馬に対し、陣営はキングカメハメハに似ている、もしくは匹敵する資質という最大級の評価をされている。
キングカメハメハはエルコンドルパサーと並び父Kingmanboの最高傑作の1頭とされており、無事であったならばディープインパクトに匹敵する名馬であったという見方をする人もいる。
否定的な見方の少ないこの馬であるが、血統面に僅かに陰を落としている。ルーキーサイヤーである父ジャングルポケットであるが、現役時代は東京競馬場で無敗という圧倒的成績の反面で右回りでは脆さを見せていた。気性面でも非常に激しい気性の馬でダービーを勝利した後に首を激しく上下し、雄叫びをするかのような写真を撮られ、ダービー馬の勝利の雄叫びとして取り上げられた事も記憶に新しい。ジャングルポケットは3歳でジャパンカップを制した2頭の名馬の1頭(もう1頭はエルコンドルパサー)であるが、古馬に成った後は1勝も出来ておらず、気性面も古馬に成った後も改善されることは無かった。勿論、得意の東京競馬場が4歳時に改修工事が行われたために、秋のG1戦線がいずれも中山開催に成ってしまった事はこの馬にとって不幸としか言いようが無いが・・・
また母であるアドマイヤサンデーは重賞の連帯実績こそあるものの重賞未勝利馬で、産駒の成績も特筆するものではない。チューリップ賞2着のアドマイヤメガミは輩出しているが、顕著な早熟馬で結果的には1勝馬である。
世代最強と成る可能性の高い馬の1頭という評価の域を現状は出ていない。皐月賞への臨戦過程としても共同通信杯からの直行が考えられる事から、皐月賞よりもダービーで期待したい馬である。
昭和の時代まで遡っての実績は未確認だが、平成以降では共同通信杯から皐月賞へ直行し連帯した馬はいない。父ジャングルポケットも同一のローテーションで3着に敗れている。
---皐月賞後追記---
皐月賞では父同様に3着と敗れてしまったが、前残りの展開で猛追した実力は秀逸。ダービーでは1番人気候補の筆頭ではないでしょうか。
---ダービー後追記---
単勝1.6倍の圧倒的1番人気に指示されましたが7着に敗れました。父譲りの激しい気性が裏目に出た感じでした。父ジャングルポケットよりも右回りへの融通は利きそうですから、今後頑張って欲しいです。
---菊花賞後追記---
大幅な下降線を描き、大きく人気を下げて結果も出せませんでした。
マイル路線に移せば復活出来るというカンタンな問題でもないと思います。調子を崩した牝馬のような下降線を上昇カーブに変える事が出来るのでしょうか・・・