クラシックロード2007

October 23, 2007

[競馬]あとがきクラシックロード2007

菊花賞が終わり、クラシックロード2007も無事完結したわけですが、期待指数5をつけた馬は結局活躍する事が出来ず、自分の馬をみる目の無さが悲しいです。

正直、オーシャンエイプスとココナッツパンチはもう少し見守ってみたいです。

今年の3歳牡馬はお世辞にも強いと言われる世代ではありませんが、これがサンデーサイレンスのラストクロップを終えてしまった事の影響で無い事を願うばかりです。

クラシックロード2007は有馬記念終了後まで更新しますが、3歳世代が古馬相手に何処まで戦えるかに注目したいと思います。

どの馬も現時点の強さでは古馬G1路線では戦えないと思います。若駒らしい成長力をみせて私の予想を覆してくれる事に期待します。

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October 08, 2007

[競馬]究極の裏路線

アルナスライン

成績:8戦3勝 [3122]
主な勝ち鞍:すみれS(OP)

父:アドマイヤベガ
父/距離適正:2000-2400
父の主な産駒:キストゥヘヴン

母:エラティス
母父:El Gran Senor
兄弟馬:活躍馬なし

▼期待指数:■■■■□

▼評価
距離適正:1800-2400
成長系:普通
血統:■■■■□
実績:■■□□□

▼コメント
菊花賞と中1週に成ってから全く使われなくなったステップレース京都大賞典。菊花賞と同コースの2400mで行なわれるこのレースは、以前は菊花賞のステップレースとして選ばれる事がありました。古馬の一戦級が登録してくるレースですから大抵の馬は神戸新聞杯(もしくは旧京都新聞杯)に向かっていましたが、それらの世代限定ステップレースは2000-2200で行なわれていなのに対して、古馬相手のG2を選ぶ馬は本番でも好成績を上げたものです。

レース間隔が短くなったのにも関わらず、京都大賞典からのステップを選んだ3歳馬がアルナスラインです。結果としてインティライミ、ポップロックの3着に敗れましたが、宝塚記念3着馬ポップロックや重賞3勝馬インティライミを相手の3着は評価して良いと思います。
しかも彼自身が骨折休養明けであった事を考えれば、決して悲観する内容ではありません。

父にダービー馬アドマイヤベガを持ち、母父にはEl Gran Senorと距離の面では不安はありません。OP勝ちのみの為、賞金面ではきわどい所かもしれませんが出走さえしてくれば、ロックドゥカンブと並ぶ惑星と成ります。

---菊花賞後追記---
菊花賞は残念ながら2着でした。古馬との対戦でどのような結果が待っているか、今後の活躍に期待してみたいです。

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September 26, 2007

[競馬]南からの挑戦者

ロックドゥカンブ

成績:6戦4勝 [4011]
主な勝ち鞍:プリンシパルS(OP)

父:Red Ransom(レッドランサム)
父/距離適正:1000-1400
父の主な産駒:Electrocutionist(エレクトロキューショニスト)

母:Fairy Lights
母父:Fairy King
兄弟馬:活躍馬なし

▼期待指数:■■■■□

▼評価
距離適正:1800-2200
成長系:早熟傾向
血統:■■■■□
実績:■■■■□

▼コメント
南半球産馬であるロックドゥカンブはデビュー4連勝でセントライト記念を制し、重賞2連勝でクラシック最後のレースに間に合い菊花賞最大のダークホースと成りました。

父レッドランサム自身は特筆すべき競争成績ではありませんが、産駒にはエレクトロキューショニストのような世界トップクラスの名馬もいますので将来性の面でも期待が持てそうです。
比較的仕上がりの早い父系ですので、南半球生まれのハンデは埋めてくれそうな感じはします。

母父のフェアリーキングはその兄サドラーズウェルズと比較すると中距離血統のイメージが強く菊向きの血統背景とは思えませんが、今年の3歳馬に菊向きの長距離血統馬がいるかというといませんから、マイナスに考える事も無さそうです。

3歳世代から古馬に通用しそうな馬が少ない状況ですし、デビュー4連勝のスター候補生の次走に期待してみたいところです。

---菊花賞後追記---
菊は残念ながら距離が展開が向きませんでした。全馬の上がりが35秒台以上かかるスタミナの削りあいでは3着を死守するのがやっとだったと思います。古馬との初対決するレースが勝負だと思います。

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May 23, 2007

[競馬]花言葉は東京優駿?

ゴールデンダリア

成績:7戦3勝 [3211]
主な勝ち鞍:プリンシパルS(OP)

父:フジキセキ
父/距離適正:1600-2000
父の主な産駒:ドリームパスポートカネヒキリコイウタ

母:ナイストレビアン
母父:ノーザンテースト
近親馬:活躍馬なし

▼期待指数:■■□□□

▼評価
距離適正:1800-2000
成長系:早熟傾向
血統:■■□□□
実績:■■□□□

▼コメント
プリンシパルSでダービー最終切符を手にしたゴールデンダリア、黄金のダリアの名に相応しい栗毛の綺麗な馬体は父フジキセキよりも母父のノーザンテーストを思わせる。花言葉は「優雅」、「華麗」を意味するそうです。

プリンシパルSの内容は完勝でしたが、相手関係は相当に軽く、走破時計は1.59.6と非常に優秀ですが馬場の良さを踏まえると特筆するほどでもありません。ニュービギニングを物差しにすれば皐月賞組相手には厳しい感じはあります。勝ったレースが何れも1馬身強である事から、相手なりに走るタイプの馬だとすれば本番でも妙味があると思います。

---ダービー後追記---
それなりに人気(6番人気)し、それなりに走りました(6着)。
世代の上位にいるのか、それともフロックか・・・次走が試金石です。

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May 22, 2007

[競馬]平田牧場発、東京優駿止まり

ヒラボクロイヤル

成績:14戦3勝 [3515]
重賞勝ち鞍:青葉賞(G2)

父:タニノギムレット
父/距離適正:1600-2400
父の主な産駒:ウオッカゴールドアグリ

母:マーズヴァイオレット
母父:Mr. Prospector
近親馬:ホオキパウェーブ従兄弟

▼期待指数:■■□□□

▼評価
距離適正:1800-2400
成長系:普通
血統:■■■□□
実績:■■■□□

▼コメント
名前は何処で切るのだろうと思って調べてみるとすぐに答えは出て来ました「平牧ロイヤル」のようです。
ゴールドアグリ、ウオッカに続くタニノギムレット産駒の重賞ウイナー、毎日杯ではナムラマースに完敗しましたが、青葉賞ではナタラージャの事故もありましたが完勝と言える内容でした。ダービーと同じ舞台で行われる青葉賞の勝ち馬は近年に成って本番のダービーに向けての重要なステップレースと成っています。

母の父に大種牡馬Mr. Prospectorを持つ牧場の期待の星は、鳳凰落としの切り札となれるのでしょうか。

---ダービー後追記---
人気を背負いましたが全く良い所なく敗れました。同じ父を持つウオッカがダービー父娘制覇を成し遂げる遥か後方でもがく形と成りました。

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May 08, 2007

[競馬]奇跡を祝うカクテルに

ウオッカ

成績:11戦5勝 [5213]
重賞勝ち鞍:日本ダービー(G1) 阪神JF(G1) チューリップ賞(G3)

父:タニノギムレット
父/距離適正:1600-2400
父の主な産駒:ヒラボクロイヤルゴールドアグリ

母:タニノシスター
母父:ルション
近親馬:スリーアベニュー(叔父)、スカイアンドリュウ(叔父)

▼期待指数:■■■■■

▼評価
距離適正:1800-2400
成長系:普通
血統:■■■■□
実績:■■■■□

▼コメント
ダービー挑戦を表明した2歳女王ウオッカ。
桜花賞は1番人気ながら2着と惜敗し潰えたかに見えたダービー挑戦ですが、再度協議の末にダービー挑戦が決定しました。昨年のルーキーサイヤーながら重賞勝ち馬3頭(ウオッカ、ヒラボクロイヤル、ゴールドアグリ)を輩出したタニノギムレットを父に持ち父娘ダービー制覇に期待がかかります。
近親にも重賞で好走した馬や多数の勝ち星を上げた馬が多く、カントリー牧場の牝系が紡いだ結晶のような馬です。

NHKマイルCで桜花賞14着のピンクカメオが皐月賞6着のローレルゲレイロに先着するなど、今年の牝馬のトップクラスは非常に高いレベルにあると思われますし、決して無謀な挑戦とは言い切れないと考えます。
牝馬によるダービー制覇の快挙は手の届くところにあるのではないでしょうか。

---ダービー後追記---
見事にダービーを制し、世代の頂点に立ちました。凱旋門賞への遠征も確定したとの事ですし、一気に世界の頂点に立つ姿を見せて欲しいものです。

---秋華賞後追記---
休み明けが響いたのか残念ながら3着でした。JCかエリザベス女王杯らしいですが、出来たらJCに挑戦して欲しいものです。

---2007年後追記---
牝馬は一度崩れるとたてなおしが難しいですが、古馬に成ってからどうなるかの判断が難しいところです。

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April 22, 2007

[競馬]100万円が見せた夢

サンツェッペリン

成績:13戦2勝 [2308]
重賞勝ち鞍:京成杯(G3)

父:テンビー
父/距離適正:1600-2100
父の主な産駒:フジノテンビー
母:プラントオジジアン
母父:オジジアン
兄弟馬:活躍馬なし
近親:活躍馬なし

▼期待指数:■□□□□

▼評価
距離適正:1800-2000
成長系:早熟
血統:■□□□□
実績:■■■□□

▼コメント
父テンビーは早熟種牡馬でフジノテンビーで2歳重賞(当時3歳)勝ちがあるが、サンツェッペリン以外に目だった産駒を出してはいない。自身も2歳G1勝ちがあるがその後はサッパリで3歳に成ってからの成長力は皆無だった。父にテンビー、母父にスプリント路線やダート路線で活躍馬を出すオジジアンを持つこの馬はどこをどうひっくり返してもクラシック向きとは思えない血統です。

当時のお値段は100万円だったそうで、私にだって買えちゃうお値段のこの馬が皐月賞で2着してしまうのだから競馬は解らない。京成杯勝ちがあるものの主に血統面から全くノーマークでした。父テンビー?母父オジジアン?・・・京成杯勝ってるけど記事にするのも面倒だし良いや思っていました。それが、嘘偽りの無い本音です。

逃げての京成杯勝ち、万全ではないスプリングS出走と後方からの競馬での惨敗と巻き返す要素は有ったのですが・・・競馬は難しい。この馬に成長力があったら父テンビーって嘘だろ!って思ってしまいそうです。

---ダービー後追記---
ダービーも頑張りましたね・・・
展開が向いたとは言ってもあの走りは立派でした。前述したように、「テンビー産駒って嘘だろ」と言うくらい活躍してくれると面白いです。

---2007年後追記---
世代格差の悲劇かどうかは解りませんが、かなり終わった感があります。血統的にもこれからというタイプではありませんし厳しいかもしれません。

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March 25, 2007

[競馬]より高みを夢見る林檎

フライングアップル

成績:9戦3勝 [3212]
重賞勝ち鞍:スプリングS(G2)

父:Rahy
父/距離適正:1800-2200
父の主な産駒:Fantastic Light トキオパーフェクト グラスワールド
母:ローザロバータ
母父:Fire Maker
兄弟馬:初仔
近親:活躍馬なし

▼期待指数:■■■□□

▼評価
距離適正:1600-2000
成長系:普通
血統:■■□□□
実績:■■■□□

▼コメント
父Rahy(ラーイ)はチャンピオンホースFantastcLightを輩出した名種牡馬。日本でも数頭の重賞勝ち馬を輩出してはいるが、短距離から中距離までを守備範囲とする馬が多数を占める。海外の一部の産駒が距離の融通が利くタイプではある。出走自体が数少ない海外種牡馬の中では活躍している部類といえるのではないだろうか。

トキオパーフェクトやグラスワールドに言えることではあるが、格下にはめっぽう強く取りこぼしが少ないが、格上相手にあっと驚く走りをするタイプではなかった。フライングアップルはチャンピオンホースと目されるフサイチホウオーに2度までも0.1秒差で肉薄しており、実力面で劣るとは考えにくいですがG1で勝ちきるまではどうでしょうか。ここでも相手なりに走れるのか、G1の壁に弾き返されるのかは本番を見てみたい。

母系は母父のFireMakarの産駒が国内で1頭も走っておらず、母父としてもフライングアップルのみと傾向が全く攫めない。近親に特別活躍した産駒もおらず、フライングアップル自身が初仔の為に判断は難しい。

---皐月賞後追記----
皐月賞では結果を出す事が出来ませんでした。ダービーには向かわず休養に当てるとの事で復帰後の活躍に期待したいです。

---ダービー後追記---
スミマセン。ダービーに出走しちゃいました。どこかの報道でダービーには向かわないって見たのですけど・・・

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March 14, 2007

[競馬]翼を持っているか?

マイネルシーガル

成績:11戦4勝 [4115]
重賞勝ち鞍:なし

父:ゼンノエルシド
父/距離適正:1600
父の主な産駒:なし(当馬が初年度)

母:エイシンアイノウタ
母父:サンデーサイレンス
兄弟馬:エイシンアモーレ(姉)
近親馬:エイシンテンダー

▼期待指数:■■□□□

▼評価
距離適正:1400-1600
成長系:普通
血統:■■■□□
実績:■■□□□

▼コメント
父はこの馬が初年度産駒のゼンノエルシド、日本の芝1600mのレコードホルダー。中山の芝1600mで53kgの軽ハンデとはいえ1.31.5のタイムで走り抜けた。その後に好メンバーのマイルCSを勝利しG1馬の仲間入りをした。とにかく気性のヤバい馬という印象が強い。気性が激しいとか悪いとか言う表現では表せない馬である。
香港マイル(G1)で1番人気でドベ、安田記念では3番人気でドベと二桁着順を連発し、安田記念ではレース中に屈腱断裂したダイタクリーヴァに負けるほどだった。真面目に走った時に強いのは確かであるので、その能力がシーガルに遺伝されていたら良い産駒を出してもおかしくない。

母系からも叔母にエイシンテンダーがおり、姉のエイシンアモーレを含めて牝馬クラシックを賑わすクラスの馬は輩出されており1600迄ならば血統面の裏付けはある。

カモメ(シーガル)の名を受けたマイネルシーガルは現状4戦3勝で朝日杯FSも0.3秒差の6着と底を見せていないが、OP競争を2勝しているとはいえ倒した馬達がその後500万条件でも勝ちきれないような状態で、高く評価出来るかと言うと難しい。次走スプリングSでの1800mへの距離延長も疑問符が付く為、スプリングSでは危険な人気馬になる可能性が高い。気性的には父に似ていないようで期待しても良いかとは思われるが・・・

---皐月賞後追記---
皐月賞は10着でしたが次走のNHKマイルCでどうなるか・・・皐月賞不出走組にはそれ程の実績馬もおらず勝ち目はあるようにみえますが。

---NHKマイルC後追記---
NHKマイルも見せ場無く敗れてしまいました。今後は放牧後に立て直しとの事ですが・・・

---富士S後追記---
京成杯AH3着後に見事重賞初制覇を達成しました。マイルCSでの親子制覇も・・・

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March 13, 2007

[競馬]神の名を借りて

ナタラージャ

成績:4戦2勝 [2011]
重賞勝ち鞍:なし

父:ダンスインザダーク
父/距離適正:2000-3000
父の主な産駒:ツルマルボーイデルタブルースザッツザプレンティ
母:ニキーヤ
母父:Nureyev
兄弟馬:ゴールドアリュール

▼期待指数:■□□□□

▼評価
距離適正:1800-2200
成長系:普通
血統:■■■■□
実績:■□□□□

▼コメント
馬名のナタラージャは「舞踊の王」を意味するシヴァ神の別称。デビュー戦は重馬場で仕上げ途上ながら、出遅れつつ外から豪快に差し切り大物感を見せた。
デビュー戦が重馬場で時計面が微妙な点には不安が残る。また、兄ゴールドアリュールもダービー5着こそ有りますが基本的にダートホースであり、兄姉も毎回のように騒がれる割には好結果を出した産駒はいない。
フサイチホウオーと接線を演じたヴィクトリーと若葉Sで戦う事に成るが、ここが本当の試金石ではないだろうか。
勝利する事が出来れば皐月賞有力候補として名乗りをあげる事が出来るのだが・・・

---アザレア賞後追記---
後の皐月賞馬ヴィクトリーに敗れたものの、自己条件のアザレア賞をきっちりと勝利しました。青葉賞からのダービー挑戦を目論見ますが、どうもキレの面で府中向きに見えないのが・・

---青葉賞後追記---
残念ながら故障により予後不良となってしまいました。アザレア賞で巻き返したところだけに残念です。

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March 11, 2007

[競馬]完全なる者

アブソリュート

成績:3戦2勝 [2001]
重賞勝ち鞍:なし

父:タニノギムレット
父/距離適正:1600-2400
父の主な産駒:ウオッカゴールドアグリ

母:プライムステージ
母父:サンデーサイレンス
近親馬:ステージチャンプ(伯父)

▼期待指数:■■■■□

▼評価
距離適正:1800-2400
成長系:普通
血統:■■■■□
実績:■■□□□

▼コメント
父は今年初めて産駒がクラシック出走となるタニノギムレット、牝馬の最有力候補であるウオッカを輩出している上、タニノギムレット自身が2002年のダービー馬であり、母プライムステージも2000mでの重賞連帯実績があり距離への不安は少ないと考える。
新馬、500万と1800mを2連勝しスプリングSへ向かう予定であったがソエの影響で回避と成り、ダービーへ照準を絞って再調整されている。デビュー2戦は上がりのみの競馬ながら東京向きの非凡な末脚を発揮しており、母であるプライムステージもG1勝ちこそ無いが1995年の牝馬クラシックを主役で駆け抜けた名牝である。

バランスオブゲームのオーナーであった園部氏の所有馬で、昨年引退した同馬に変わる活躍に期待がかかる。

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March 09, 2007

[競馬]闘志絶えるまで

ローレルゲレイロ

成績:14戦1勝 [1526]
重賞勝ち鞍:なし

父:キングヘイロー
父/距離適正:1600-1800
父の主な産駒:カワカミプリンセス

母:ビッグテンビー
母父:テンビー
兄弟馬:活躍馬なし
近親馬:活躍馬なし

▼期待指数:■■■□□

▼評価
距離適正:1600-1800
成長系:普通
血統:■■□□□
実績:■■■□□

▼コメント
父に超良血のキングヘイローを持ち、ポルトガル語で戦士を意味するゲレイロの名を受けたローレルゲレイロ。新馬勝ちながら、その後は未勝利で近くて遠い重賞のタイトルをあと一歩のところで逃している。重賞2着の回数は既に4回を数えるが、クラシック有力候補であるアドマイヤオーラやドリームジャーニー、トーセンキャプテンと同じレースを使われて来た事から、この世代の力のものさしの様に見られている感もある。
しかしながら、昨年、一昨年と世代のものさし馬と見られていたシックスセンス、ドリームパスポートがクラシックで好走を続けてきたようにクラシックで通用しないという見方は早計である。
先行出来る強みも有り、混戦のクラシックに波乱を起こす可能性は十分にある。

---皐月賞後追記---
皐月賞では0.3秒差の6着と良く頑張りました。次走はNHKマイルCが予定されており上位人気が予想されます。勝ち負けがあってもおかしくないと思いますが・・

---NHKマイル後追記---
大波乱のNHKマイルCの中にあって唯一人気に応えましたが、重賞初勝利は成りませんでした。重賞勝利は目前にあると思われますし、頑張って欲しいものです。

---ダービー後追記---
距離の壁か、連戦の疲れかは不明ですが、デビュー後初めて大きく敗れました。適距離で見直してみたいところです。

---富士S後追記---
府中マイルでも結果を出せませんでした。未だ1勝馬ですが・・・今後の巻き返しは成るでしょうか。

---東京新聞杯後追記---
3歳一杯までの記録ですので記載できませんが2勝目が重賞制覇となりました。G1まではどうか・・・というところですが。

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March 08, 2007

[競馬]勝利の名の下に

ヴィクトリー

成績:8戦3勝 [3113]
重賞勝ち鞍:皐月賞(G1)

父:ブライアンズタイム
父/距離適正:1800
父の主な産駒:ナリタブライアンマヤノトップガンタニノギムレット

母:グレースアドマイヤ
母父:トニービン
兄弟馬:リンカーングローリアスデイズ
近親馬:フサイチコンコルド(伯父)、ボーンキング(叔父)

▼期待指数:■■■□□

▼評価
距離適正:1800-2000
成長系:普通
血統:■■■■■
実績:■■■□□

▼コメント
兄にリンカーンを持ち、伯父にダービー馬フサイチコンコルドと持つ良血馬ヴィクトリー。近親を探しても重賞連帯実績を持つ馬が多い。父ブライアンズタイムも近年は高齢によるものか芝での実績馬を輩出する事が出来ていないが三冠馬ナリタブライアンや3頭のダービー馬を出して来た大種牡馬であり期待は持てる。

血統面での問題は殆ど無いと言えるが、この馬の気性は成長の大きな妨げに成りそうな不安材料である。現時点の2戦では連帯を外していない状態だが、激しい気性が空回りしたときに脆さに繋がりそうである。しかしながら暴走気味に走りながら楽勝した新馬戦の内容や、2戦目でフサイチホウオーに肉薄した内容から、次走の結果如何によっては一躍クラシック戦線の主役に躍り出てもおかしくない。

---皐月賞後追記---
若葉S、皐月賞と連勝してクラシックロードの主役に躍り出ました。距離延長には疑問符がつく気性ですが、血統面からみれば全く問題なし。1998年の皐月賞馬セイウンスカイのような折り合っているかいないか解り辛い走りです。東京2400mは厳しい舞台ですが頑張って欲しいところです。

---ダービー後追記---
出遅れが響き、デビュー後初めて大きく敗れました。気性面の成長がこの馬の今後を大きく左右しそうです。

---菊花賞後追記---
距離の壁を感じさせられましたが、気性面が弱すぎる感があります。古馬と戦うには厳しいでしょう。
---JC後追記---
まさかの最下位・・・
気性が改善されればチャンスはあるかもですが、世代レベルが低すぎますね・・・

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March 04, 2007

[競馬]会心の一撃

ココナッツパンチ

成績:4戦1勝 [1201]
重賞勝ち鞍:なし

父:マンハッタンカフェ
父/距離適正:2500-3200
父の主な産駒:メイショウレガーロ

母:ココパシオン
母父:グルームダンサー
近親馬:リトルオードリー(叔母)

▼期待指数:■■■■■

▼評価
距離適正:1800-2600
成長系:晩成傾向
血統:■■■□□
実績:■■□□□

▼コメント
新馬勝ちの状況で弥生賞に挑戦し2着入選で見事に皐月賞の権利を勝ち取ったココナッツパンチ。キャリア2戦目で弥生賞を連帯した馬は過去に知りません。弥生賞の競馬では、勝ったアドマイヤオーラ以上に強い競馬をしました。後方から外を回ってからひと捲りしアトマイヤオーラに取り付いた脚は確かなものでした。

父マンハッタンカフェはアグネスタキオン(アドマイヤオーラの父)、ジャングルポケット(フサイチホウオーの父)と同じ世代を戦い、夏以降に大幅に成長し菊花賞を制しました。騎手と完璧に折り合った上で繰り出す、長く強力な末脚を武器に長距離G1を3勝しました。

紛れのある皐月賞よりも府中の長い直線で戦うダービーで期待の持てそうな1頭です。距離の延長に不安は感じられませんので菊でも期待して良い馬だといえます。今年の関東馬筆頭として期待しています。

---皐月賞後追記---
皐月賞では大幅な馬体減と激しい入れ込みもあり、9着に敗れました。0.6秒差ですし、短期放牧からダービーに直行する予定との事でまだまだ見限らずに行きたいです。

---目黒記念後追記---
ダービー除外の鬱憤を晴らすように、軽ハンデながら昨年の有馬記念2着馬ポップロックに肉薄しました。将来性を感じさせる走りであるとともに、ダービーに出て欲しかったと感じました。レース後に軽度の骨折が判明し、秋の見通しが怪しくなりましたが、昨年のドリームパスポートのように間に合って欲しいですが・・・

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March 01, 2007

[競馬]ポケット一杯の幸せを

タスカータソルテ

成績:10戦3勝 [3016]
重賞勝ち鞍:京都新聞杯(G2)

父:ジャングルポケット
父/距離適正:1800-2400
父の主な産駒:フサイチホウオー、トーセンキャプテン

母:ブリリアントカット
母父:ノーザンテースト
兄弟馬:ジェミードレス

▼期待指数:■■□□□

▼評価
距離適正:1800-2200
成長系:普通
血統:■■■■□
実績:■■□□□

▼コメント
新馬戦大敗からの2連勝で、福寿草特別を圧勝し第三のジャングルポケット産駒として期待されています。噛みそうな名前ですが、イタリア語で「ポケット一杯の幸せ」を示しているとの事で、父ジャングルポケットから連想されたと思われる綺麗な馬名です。

デビュー戦こそ大惨敗ではありましたが、その後の2連勝で大きく評価を上げてきました。姉にOP馬ジェミードレスもおり血統面の裏付けはあります。しかしながら、前走の福寿草特別で負かした相手でその後に500万条件を脱出した馬がいないことが非常に気に成ります。福寿草特別のレベルが500万条件の中でも低い部類であったと思われます。弥生賞で世代の一戦級を相手に何処までの競馬をするかが大事ですが、アドマイヤオーラを相手に勝ちきるまではどうかと・・と疑問符が付きます。

---弥生賞後追記---
気性の幼さを見せてしまっての完敗でした。皐月賞出走は難しそうですから勝負はダービーで親子制覇と言った所でしょう。折り合いに難がある割に爆発力があるわけでもないのは気にはなりますし、出走できるかどうかがそもそも怪しいですが・・・

---京都新聞杯後追記---
京都新聞杯でダービー切符を手にしましたが、相手関係が相当に軽かった為にまだ半信半疑です。ダービーで一気の載冠と成るでしょうか。

---ダービー後追記---
やはり、相手が強すぎました。秋以降の走りに注目ですが、厳しい感じがします。大物感を今ひとつ感じません。

---菊花賞後追記---
今後はローカル重賞辺りが主戦場となるのでしょうか。京都新聞杯勝ちが悪い意味で効いてきそうです。

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February 26, 2007

[競馬]想いを束ねてそれを答えに

フェラーリピサ

成績:9戦3勝 [3402]
主な勝ち鞍:兵庫CS(G2)  ヒヤシンスS(OP)

父:Touch Gold
父/距離適正:1800-2400
父の主な産駒:Composure

母:Dolly Talbo
母父:Capote
兄弟馬:活躍馬なし
近親:活躍馬なし

▼期待指数:■■■■□

▼評価
距離適正:1400-1800
成長系:普通
血統:■■■■□
実績:■■□□□

▼コメント
3歳ダートホースの中ではシャドウストライプと並びトップクラスと言える一頭ですが、芝は1戦して2着1回です。しかしながらデビュー戦で敗れた相手はアーリントンカップ勝ちで無敗で皐月賞挑戦を行うトーセンキャプテンですし、芝適正が無いとは言い難い。しかも相手強化されながらも着差が維持されるという強い競馬で、スプリングで再び芝のレースを使うという事ですが結果に注目したい。

祖父のDeputy Ministerはノーザンダンサー系の一流種牡馬で、クロフネの祖父にも当たり、血統面でもただのダート血統では無いところは心強い。滅多にお目にかかれない芝ダート兼用の超一流馬の誕生に期待を寄せたいところです。

「ピサノ」冠で知られるオーナーが稀につけていた「フェラーリ冠」の馬達は何れも超良血ながら、全くと言って良いほど奮いませんでしたが、二つの冠が束ねられたこの馬には大きな期待が寄せられているのでしょう。

【同オーナーのフェラーリ冠馬】

フェラーリワン
マイルCS勝ちのゼンノエルシドの弟(父サンデーサイレンス)

フェラーリファイブ
母シャイニンレーサー、叔父にフジキセキ、姉にシャイニンルビー

フェラーリセブン
伯父にピルサドスキー、叔母にファインモーション、父デインヒル

---皐月賞後追記---
スプリングS、皐月賞と芝のレースを連敗し、芝ダート両刀への希望は潰えたようにみえます。非常に残念ですが、ダート路線で見直したい一頭です。

---兵庫CS後追記---
やはりダートでは別格でした。主役の高齢化が目立つダート路線の主役に成ってくれると良いですが・・

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[競馬]クラシックへの船出

トーセンキャプテン

成績:3戦3勝 [3000]
重賞勝ち鞍:アーリントンカップ(G3)

父:ジャングルポケット
父/距離適正:1800-2400
父の主な産駒:フサイチホウオー、タスカータソルテ

母:サンデーピクニック
母父:サンデーサイレンス
兄弟馬:活躍馬なし
近親:活躍馬なし

▼期待指数:■■■□□

▼評価
距離適正:1600-2200
成長系:普通
血統:■■■■□
実績:■■■□□

▼コメント
3戦3勝でアーリントンカップを制してクラシック有力候補に名前を連ねてきたトーセンキャプテン。
トニービンからの血脈とサンデーサイレンスからの血脈は父と母父が入れ替わったとしても問題ないようです。フサイチホウオー、トーセンキャプテンとトニービン直仔のジャングルポケットと母父サンデーサイレンスの牝馬から初年度から2頭の重賞勝ち馬が輩出されました。

ジャングルポケットにそっくりのフサイチホウオーと異なり、気性面の荒さは目立たないこの馬ですが、内に秘める勝負根性は流石の一言です。アーリントンカップでは並んで抜かせない強さを見せました。直線入り口で脚色で勝るローレルゲレイロを一度先頭を譲りながらも差し返しての勝利でした。1kgの斤量差がありましたが1戦毎の上昇度が大きく非常に期待できそうです。

---皐月賞後追記---
残念ながら故障による長期離脱と成りました。秋以降の活躍に期待してみたいです。

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February 24, 2007

[競馬]最初のスポットライト

オースミダイドウ

成績:6戦4勝 [4011]
重賞勝ち鞍:デイリー杯2歳S(G2)

父:スペシャルウィーク
父/距離適正:1800-3200
父の主な産駒:シーザリオインティライミ

母:ストームディグルス
母父:StormCat
兄弟馬:活躍馬なし
近親:活躍馬なし

▼期待指数:■■□□□

▼評価
距離適正:1200-1800
成長系:早熟傾向
血統:■■■□□
実績:■■■□□

▼コメント
2歳戦開始当初には世代の一番馬とも呼ばれ、朝日杯FSでは一番人気の支持を受けたオースミダイドウ。類稀な素質の片鱗を見せつつも、激しく行きたがる気性は中長距離路線を戦うのには不安があります。
また、母のストームディグルス自身がスプリンターであり、その産駒にも2000m以上を主戦場とした馬はいません。2000m以上の適正面では大きな疑問符が付いてしまいます。

また、父スペシャルウィークの産駒に古馬以降の成長力を顕著に見せた馬もおらず、成長力の面でやや見劣りしてしまう。骨折からの復帰はNHKマイルとの事だが果たして・・・
底を見せていないのは確かですが、折り合い面の課題を克服し、最初に受けたスポットライトを最高の舞台であるダービーでも受け続けることが出来るのかを見守ってみたいです。

---NHKマイル後追記---
休み明けでぬかるんだ馬場は流石に条件が厳しかったと思われます。次走以降で見直したいですが、距離が伸びて良いタイプには見えないです。

---白百合S後追記---
照準を白百合Sに合わせてキッチリと勝ってきました。無理にダービーを使わなかったのは、この馬の今後を考えての英断だったと思います。次走は米子Sだそうで、古馬との対決に注目したいです。

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February 23, 2007

[競馬]隠れた良血

アサクサキングス

成績:10戦4勝 [4204]
重賞勝ち鞍:菊花賞(G1) きさらぎ賞(G3)

父:ホワイトマズル
父/距離適正:2400-2500
父の主な産駒
ビハインドザマスク
イングランディーレ
スマイルトゥモロー
シャドウゲイト

母:クルーピアスター
母父:サンデーサイレンス
兄弟馬:活躍馬なし
近親:ジェニュイン(伯父)

▼期待指数:■■■■□

▼評価
距離適正:1600-2200
成長系:晩成傾向
血統:■■■■□
実績:■■■□□

▼コメント
馬名に派手さが無い為か重賞を勝ってもクラシックの有力候補とする声が上がってこないアサクサキングス。ダンシングブレーヴに繋がる父系で、母父にはサンデーサイレンスを持つ上、母の全兄に皐月賞、マイルCSを勝ったジェニュインがいる血統。
血統から見る限りは、他の有力馬に比べて見劣りするものではありません。しかしながら母クルーピアスターもその全兄ジェニュインも2000mを超える距離においては実績がありません。父のホワイトマズルは長距離馬も輩出してますので、距離が伸びてどこまでやれるかが注目です。クラシック路線でどこまでやれるかは未知数な面が多いですが、古馬に成った後も活躍が期待できそうな馬の1頭です。

---皐月賞後追記---
皐月賞は前残りの展開での7着でした。距離の壁のようにも見えました。1800mまで守備範囲では無いでしょうか。次はNHKマイルCに出走予定との事です。府中での勝利実績もありますし期待してみたいところです。

---NHKマイル後追記---
最内枠で馬場の悪い所を通らされた為か直線で伸びませんでした。これが能力とは考えにくいですので、次走で見直してみたいですが・・・

---ダービー後追記---
低人気に反発するかのように好走しました。決して早熟血統ではありませんから、今後に注目です。

---菊花賞後追記---
見事菊花賞を制して菊花賞馬と成りました。中距離を得意とするタイプかと思っていましたが、長く良い脚を使える点が生きた感じがします。それにしてもホワイトマズルは距離適正の幅の広い優秀な種馬ですね。

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February 12, 2007

[競馬]戦神の覚醒

ナムラマース

成績:13戦4勝 [4414]
重賞勝ち鞍:毎日杯(G3) 札幌2歳S(G3)

父:チーフベアハート
父/距離適正:1800-2400
父の主な産駒:マイネルレコルトエアセレソン

母:ビストロドゥパリ
母父:フレンチグローリー
兄弟馬:活躍馬なし

▼期待指数:■■□□□

▼評価
距離適正:1800-2400
成長系:普通
血統:■□□□□
実績:■■■□□

▼コメント
戦神マースの名を受けたナムラマース、1戦毎に力をつけて成長していくその実力は現時点で世代のトップクラスに位置します。
血統背景を見る限り、近親に活躍馬もおらず父親のチーフベアハートもカナダで年度代表馬と成った実績こそあるものの、日本での産駒実績としてはマイネルレコルトがいますが一流馬を輩出する事が出来ておりません。自身が晩成ではありましたが産駒は2、3歳時から活躍する馬が多いです。

ナムラマース自身も既に「伸びしろ」の部分で不安があります。未勝利、OP、G3と連勝する中で徐々に着差が小さくなってしまい、ラジオNIKKEI賞やきさらぎ賞でも惜敗しています。それぞれが自分の競馬をした結果とは言ってもG1戦線を勝ち抜くまではどうでしょうか。

---皐月賞後追記---
毎日杯では力の違いを見せ付けましたが、皐月賞では良いところなく敗れました。父がチーフベアハートで血統の壁が見え隠れしていますが・・・

---ダービー後追記---
ダービーも良い所無く敗れました。トライアルホースで終わってしまうのでしょうか・・・
神戸新聞杯辺りでは注目したいですが、今年は2400mに成っているので厳しそうですね。

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February 08, 2007

[競馬]新時代への可能性

ニュービギニング

成績:11戦2勝 [2027]
重賞勝ち鞍:なし

父:アグネスタキオン
父/距離適正:2000
父の主な産駒:ロジックアグネスアーク

母:ウインドインハーヘア
母父:Alzao(アルザオ)
兄弟馬:ディープインパクトブラックタイドレディブロンド

▼期待指数:■□□□□

▼評価
距離適正:1800-2200
成長系:早熟傾向
血統:■■■■□
実績:■■□□□

▼コメント
ディープインパクトの弟という強すぎるスポットライトに霞んでしまいそうな本馬。ディープインパクトはおろかブラックタイドにも遠く及ばないというのが正直な感想。ホープフルSでは兄ディープインパクトを髣髴とさせる捲りで勝利したように見えるが、レースの上がりが37.8という完璧に追い込み馬の流れにはまっただけと思われる。

昨年のフサイチジャンクにも感じたことであるが、このニュービギニングは1戦毎の上積みは相当に大きい。世代トップクラスのフサイチホウオーとの比較で言うならば、共同通信杯で0.4秒差であったが昨年末のラジオNIKKEI賞で対戦していたならば、もっと一方的に敗れていたと思われる。酷く未完成な形でデビューしている為に1戦毎の上積みも大きいのだろうと思われるが、このタイプの成長を示す馬はあるタイミングで成長がパッタリと止まる事が多い。昨年のフサイチジャンクが皐月賞で好走して以降に全く走らなくなったように、他の馬の成長に付いていけなくなるケースが目に付く。この馬の場合、その壁がどの高さにあるのかは解らないが、少しでも高い位置まで上ってほしい。

次走ではすみれSを予定しているという事だが、そこで結果を出せないようならば無理にクラシック路線に乗せずに裏街道で雌伏の秋を待つという選択肢もあるのではないでしょうか

---すみれS後追記---
あとは裏街道でしょうか。思った以上に早く壁にぶつかってしまいました。クラシックに出走できる可能性は低いと思います。
---皐月賞後追記---
皐月賞に出走は出来ましたが、出ただけの結果でした。ダービートライアルからの巻き返しを狙うのでしょうが。一度放牧して夏から復帰も選択肢の1つでしょうね。兄とは違いますし、彼なりに使ってあげると良いと思います。

---プリンシパルS後追記---
人気を背負いましたが5着でした。裏街道でじっくりと使っていくのが良いと思います。
---白百合S後追記---
ダービーを除外されて残念ダービーとも言われる白百合Sでは最下位に惨敗、無理させずに成長を促したほうが良かったのでは無いでしょうか。

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[競馬]大洋の支配者

オーシャンエイプス

成績:8戦4勝 [4013]
重賞勝ち鞍:なし

父:マヤノトップガン
父/距離適正:2200-3200
父の主な産駒:トップガンジョープリサイスマシーン

母:リターンキャスト
母父:ノーザンテースト
兄弟馬:シベリアンリリー
近親:ゴールデンキャスト(叔父)

▼期待指数:■■■■■

▼評価
距離適正:1800-2400
成長系:晩成傾向
血統:■■■□□
実績:■□□□□

オーシャンエイプス新馬戦(YouTubeより)

▼コメント
「危険な人気馬」きっとそういう人も多いだろう。新馬戦を勝っただけで怪物級の評価を受けるこの馬、4戦無敗のフサイチホウオーや2歳チャンプドリームジャーニーを差し置いて最大級の期待を寄せてしまう。

新馬戦の内容は殆ど流しただけの競馬で8馬身差、タイムは決して優秀な物ではないが余力を残したどころか追えば何処までも伸びていきそうな脚色でした。新馬戦でこれだけ期待させる馬はエルコンドルパサー以来です。

母の競争成績も無く、第二仔であり主な活躍馬もいない。父はG1を4勝(菊花賞、宝塚記念、有馬記念、天皇賞・春)のマヤノトップガン。トップガンジョーやチャクラと言った重賞級の産駒は出した事はあるがクラシック路線に乗ってきそうな馬は初めてではないでしょうか。父も3歳の秋から本格化した奥手でしたし、他の産駒の傾向も晩成傾向です。今までにG1級の産駒は出していませんが、アーニングインデックスそのものが低いわけではありませんし社台で繁用される種牡馬と比べて繁殖牝馬の質で不利であった分だと考えれば、オーシャンエイプスの可能性が萎むわけではありません。

僅か1戦1勝でありながら他の重賞勝ち馬を差し置いて取り上げてしまいました。オーシャンエイプス(大洋+類人猿:海猿?)と名付けられた優駿が、世代トップクラスのナムラマースを相手にどのような競馬をしてくれるのか、きさらぎ賞がとても楽しみです。

---きさらぎ賞後に追記---
内容的には不満の残る結果でしたが、調教の猛時計や非凡なスピードを上手く生かす事が出来れば期待通りの走りを見せてくれると信じたいと思います。無理に皐月賞に間に合わせる事も無く自己条件(500万下)を使った上でダービートライアルという選択肢もあると思います。
---アザレア賞後に追記---
アザレア賞の結果も案外でした。デビュー戦の相手が弱すぎただけなのか、それとも精神的な弱点があるのか。調教の時計は素晴らしいだけにきっかけさえあれば化ける可能性はあると思うのですが。

---青葉賞後追記---
伸びかけたように見えましたが、失速しました。距離はもう少し短いほうが良いと思いますが・・・

---2007年終了後追記---
地味にですが確実な成長を見せています。新馬戦の時に感じた素質はG1の舞台まで届くのでしょうか。

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[競馬]光をオーラに変えて

アドマイヤオーラ

成績:7戦3勝 [3121]
重賞勝ち鞍:弥生賞(G2) シンザン記念(G3)

父:アグネスタキオン
父/距離適正:2000
父の主な産駒:ロジックアグネスアーク

母:ビワハイジ
母父:Caerleon(カーリアン)
兄弟馬:アドマイヤジャパン

▼期待指数:■■■■□

▼評価
距離適正:1600-2000
成長系:早熟傾向
血統:■■■■■
実績:■■■■□

▼コメント
G1牝馬ビワハイジと無敗の皐月賞馬アグネスタキオンの息子として産まれたアドマイヤオーラ、光速の末脚の後継者候補に相応しい産駒が現れた。デビュー3戦の上がりは2000m未満のみとは言っても全て33秒台で現3歳世代筆頭の切れ味を持つ。シンザン記念で約4馬身引き離したローレルゲレイロは朝日FSの2着馬であり、世代トップクラスとの力比べにおいても引けは取らない。兄アドマイヤジャパン辺りは楽に越えて欲しい素材。

現役の種牡馬の中でもトップクラスに位置するアグネスタキオンであるが、全兄アグネスフライトはダービー以降の勝ち鞍が無く、自身も皐月賞で早期引退しており、母父のロイヤルスキーから早熟成継承されてしまうと成長力の面では疑問符が付く。オーラがただの早熟馬で終わらないようにと願うばかり・・
反面、母のビワハイジは阪神3歳牝馬Sを勝利している事から早熟馬のように取られがちだが、京都牝馬特別を現在の年齢で言う5歳で制しており、ただの早熟牝馬ではない。母父にカーリアンを持つ事からも血統面で見劣りする事は無い。

現時点では武豊騎手と岩田騎手の手綱で走っているが、今後の鞍上の行方が気に成る。流石に武豊騎手がニュービギニングの手綱を取ってクラシック路線に向かう事は無いだろうが、デビュー戦圧勝で素質の高さを見せ付けたオーシャンエイプス、リンカーンの弟であるヴィクトリーがいるなどライバルは少なくない。
ヴィクトリーのオーナーは、アドマイヤオーラのオーナーの奥さんですからそこで揉める事は無さそうですが・・

距離適正の面でも2000m以上で何処まで走れるのかが課題となります。現状を見る限りは皐月賞からNHKマイルCへ挑戦しても面白そうな馬ではあります。勿論、無理をせずに故障を避けるのが大前提ではあるのですけれど。

---弥生賞後追記---
弥生賞はやはり試し乗りした感じでした。ローテーションを含めても一番皐月に近いのはこの馬では無いでしょうか。後は距離の延長が何処まで・・・、秋は菊に行かなそうな馬ですね。
---皐月賞後追記---
1番人気に押された皐月賞でしたが、勝利したのは奥さんの持ち馬ヴィクトリーの方でした。位置取りが良くなかったのは事実ですし、上がりはフサイチオウホーと並んで最速でしたからダービーでも見限れない1頭ではないでしょうか。
---ダービー賞後追記---
武豊騎手から岩田騎手への乗り代わり等で注目されましたが、結果としては3着で人気よりも着順を上げました。しかしながらレース後に骨折が判明し、今年の復帰は絶望との事です。

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February 06, 2007

[競馬]旅路の行く先

ドリームジャーニー

成績:10戦4勝 [4024]
重賞勝ち鞍:朝日杯FS(G1) 神戸新聞杯(G2)

父:ステイゴールド
父/距離適正:2400-2500
父の主な産駒:特に無し

母:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
兄弟馬:初年度産駒

▼期待指数:■■■□□

▼評価
距離適正:1600-2400
成長系:普通
血統:■■■□□
実績:■■■■□

▼コメント
50戦目にして初G1を制したステイゴールドに父としての初G1タイトルをプレゼントした孝行息子。デビュー4戦の平均上がり3Fは34.25であり世代屈指のキレのある末脚の持ち主と言える。
朝日FSでG1制覇をしたものの、同レースの2着馬であるローレルゲレイロがシンザン記念でアドマイヤオーラに破れ、4着馬であるフライングアップルが共同通信杯で再びフサイチホウオーに敗れたことにより、実質の世代最強という見解を示す人は多くない。近年の朝日杯FS勝ち馬がクラシック戦線を主役のままで走破した事は、何と1994年のナリタブライアンまで遡らなければ成らない。

ちなみに父であるステイゴールドがジリ脚であったという見解を示す人は多いが、私自身は抜群の切れ味の末脚を持った馬と考えている。ドバイシーマクラシックで当時の世界最強馬であるファンタスティックライトを差しきり、香港ヴァーズでは明らかに届かない位置からエクラールを差しきった末脚は確かな物である。記録の面では失格と成ってはいるが、京都大賞典ではテイエムオペラオーを置き去りにする上がり3F33.8の末脚を発揮した事もある。
フサイチホウオーの時に記載したジャングルポケットのように表に出す気性難では無いが、レースで真面目に走らないタイプの馬であった為に思ったような成績が上げられなかったといった方が正しいと思われる。

母であるオリエンタルアートは競争成績自体は、特筆すべきものではないが母の父のメジロマックイーンからスタミナが継承されればクラシック路線を戦い抜くには非常に頼もしい後ろ盾となる。

10年以上もクラシックでの活躍馬を出していない朝日杯FS勝ち馬ではあるが、父譲りの末脚と激しい気性が良い方に出れば、夢の旅路と名付けられた彼の名の如く、クラシック路線を主役として走破してくれる事だろう。

---弥生賞後追記---
初距離の2000m、そして休み明けという条件でしたがこなした部類でしょうか。しかしながら世代のトップクラスにいることは示しながらも2歳チャンプとしての貫禄を示す事は出来ませんでした。叩いて本番を見てみれば資質が見える感はありますが・・

---皐月賞後追記---
距離の壁が見え隠れしてはいますが、皐月賞の上がりは何気にフサイチホウオー、アドマイヤオーラについで3番目です。前残りの展開を最後方から言ったのが最大の敗因でしょう。あと、いくらなんでも馬体が小さすぎるのが気に成りますね。410kgでクラシックで勝ち負けした馬は・・・記憶にありません。

---ダービー後追記---
勝ち馬ウオッカに次ぐ豪脚で掲示板を確保しました。秋になってもう一回り成長した姿を見てみたいです。

---菊花賞後追記---
最後方からの末脚にかけましたが、残念ながら5着が精一杯でした。中距離で見直したい馬ですが、世代レベルが怪しいだけに・・・

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[競馬]舞い降りる鳳凰

フサイチホウオー

成績:9戦4勝 [4014]
重賞勝ち鞍:共同通信杯(G3) ラジオNIKKEI賞2歳S(G3) 
        東京スポーツ杯2歳S(G3)

父:ジャングルポケット
父/距離適正:1800-2400
父の主な産駒:特に無し

母:アドマイヤサンデー
母父:サンデーサイレンス
兄弟馬:アドマイヤメガミ

▼期待指数:■■■■□

▼評価
距離適正:1800-2400
成長系:早熟傾向
血統:■■■■□
実績:■■■■□

▼コメント
2001年のダービー馬であるジャングルポケットの初年度産駒として注目されるフサイチホウオー、鳳凰の名に相応しく無敗での重賞3連勝、そしてデビュー4連勝は世代最強馬に成り得る資質を秘めている。

2歳チャンプであるドリームジャーニーとの顔合わせも1度済ませており、その際には接戦とはいえ勝利を収めている。2004年のダービー馬であるキングカメハメハと同一の騎手、調教師を持つこの馬に対し、陣営はキングカメハメハに似ている、もしくは匹敵する資質という最大級の評価をされている。
キングカメハメハはエルコンドルパサーと並び父Kingmanboの最高傑作の1頭とされており、無事であったならばディープインパクトに匹敵する名馬であったという見方をする人もいる。

否定的な見方の少ないこの馬であるが、血統面に僅かに陰を落としている。ルーキーサイヤーである父ジャングルポケットであるが、現役時代は東京競馬場で無敗という圧倒的成績の反面で右回りでは脆さを見せていた。気性面でも非常に激しい気性の馬でダービーを勝利した後に首を激しく上下し、雄叫びをするかのような写真を撮られ、ダービー馬の勝利の雄叫びとして取り上げられた事も記憶に新しい。ジャングルポケットは3歳でジャパンカップを制した2頭の名馬の1頭(もう1頭はエルコンドルパサー)であるが、古馬に成った後は1勝も出来ておらず、気性面も古馬に成った後も改善されることは無かった。勿論、得意の東京競馬場が4歳時に改修工事が行われたために、秋のG1戦線がいずれも中山開催に成ってしまった事はこの馬にとって不幸としか言いようが無いが・・・

また母であるアドマイヤサンデーは重賞の連帯実績こそあるものの重賞未勝利馬で、産駒の成績も特筆するものではない。チューリップ賞2着のアドマイヤメガミは輩出しているが、顕著な早熟馬で結果的には1勝馬である。

世代最強と成る可能性の高い馬の1頭という評価の域を現状は出ていない。皐月賞への臨戦過程としても共同通信杯からの直行が考えられる事から、皐月賞よりもダービーで期待したい馬である。
昭和の時代まで遡っての実績は未確認だが、平成以降では共同通信杯から皐月賞へ直行し連帯した馬はいない。父ジャングルポケットも同一のローテーションで3着に敗れている。

---皐月賞後追記---
皐月賞では父同様に3着と敗れてしまったが、前残りの展開で猛追した実力は秀逸。ダービーでは1番人気候補の筆頭ではないでしょうか。

---ダービー後追記---
単勝1.6倍の圧倒的1番人気に指示されましたが7着に敗れました。父譲りの激しい気性が裏目に出た感じでした。父ジャングルポケットよりも右回りへの融通は利きそうですから、今後頑張って欲しいです。

---菊花賞後追記---
大幅な下降線を描き、大きく人気を下げて結果も出せませんでした。
マイル路線に移せば復活出来るというカンタンな問題でもないと思います。調子を崩した牝馬のような下降線を上昇カーブに変える事が出来るのでしょうか・・・

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